この日はこのドイツ旅行で一番行きたかったノイシュバンシュタイン城へ!
ところが昨日から降り続いている雨がやまず。晴れ女返上かっ!?
出発を待つホテルロビーで、
これからイベントに出発するという民族衣装に身を包んだ人たちに遭遇。
記念にパチリ!
雨の中、上までバスで上がり、シャトルバスに乗り換えてお城まで行く手前、
10分ほど遊歩道を歩いていくとベストスポットがあるとか・・・
そのベストスポット、マリエン橋にたどり着くと、突然展望が開けました!!
その素晴らしい景色に、思わず感嘆の声が~!
おお~、ノイシュバンシュタイン城!なんて美しい・・・!!
平地の中の小高い山の頂きに、毅然とそびえるお城を見たときは、本当に感動的だった。
このお城は、国王ルートヴィヒ2世が、夢と情熱を(国費も相当に)つぎ込み、
19世紀に建てられたもので、実は建築途上で王が謎の死を遂げたとか。
中は豪華絢爛、細部にまで贅の限りを尽くした内装から調度品の数々に圧倒された。
なんと「洞窟部屋」まで!
音楽家ワーグナーの大ファンで、ワーグナーの歌劇をモチーフにした部屋まであった。
写真が撮れなかったのが残念!
国を傾けた変人の王のおかげ?で、こんな素晴らしいお城を後世の人間が拝ませてもらっているのだ。
向こうには、王が幼少期を過ごしたホーエンシュヴァンガウ城が臨める
ノイシュヴァンシュタイン城の正面は赤いレンガ。
全体は白く「白鳥城」と言われ、随所に白鳥がモチーフとして使われている。
さて、昼食後はロマンチック街道を北上し、世界遺産ヴィースの巡礼教会へ。
こじんまりした小さな教会だが、中へ入るとただただ圧倒される!
ある農婦が鎖に繋がれたキリストの像をもらい受けたところ、このキリストの像が涙を流したという。
この噂が広まり、巡礼者が農家に集まるようになったため、
修道院が寄付などにより教会を建て、このキリスト像を祀ったとのこと。
何ということもない建物だけど、内部は痛々しいキリスト像もさることながら、天井や壁画の神々しさは圧巻!
パチパチ写真を写してる観光客って、どうなんやろー・・・
ロマンチック街道をさらに北上、ローテンブルクへ到着。
中世から時間が止まったようかわいらしい街並み!
実は17世紀の30年戦争でこの街が焼き払われそうになったとき、
3リットルのワインを一気に飲み干せば救ってやろうという申し出に、市長が果敢に挑戦、
見事クリアして街を救ったという、嘘のようなホントのような逸話があるという。
街はぐるっと市壁に囲まれていた。
夕食は街のレストランで、店の名物のロールキャベツをいただく。
もちろん、ヴァイツェンビールは欠かせない!